キャリア面談でお悩みありませんか?
新たに導入されたキャリア面談が、どうもうまくいかない。
部下とのキャリア面談は、どうすると良いのだろうか…
- 自分も面談を受けた事がないのでやり方がわからない
- マニュアルどおりにならず、今後の実施に自信が持てない
- そもそも人事・評価面談とキャリア面談の違いがわからない
- 会社の期待と異なるキャリアを希望する部下はどうしたら良いか
- キャリア面談の進め方について学びたいが適切な場がない
- 「やる意味がわかりません」と面と向かって言われてしまった
なぜキャリア面談はうまくいかないのか?
キャリア面談は、変化の激しい時代に自立的なキャリア形成を促すため上司と部下が真剣に向き合う場です。
キャリア開発のキーパーソンとなる上司にとって、キャリア面談はその実現に向けた重要なメインツールになるはずです。
ですが、それら人事部門から説明された事と現場でキャリア面談を効果的に実施する事の間には、大きな開きがあります。
どうして、実際のキャリア面談はうまくいかないのでしょうか。実は、それにはいくつかの背景となる理由があるのです。
理由1:若手部下と面談する上司の間でキャリアについての基礎知識の差
中央教育審議会がキャリア教育の必要性を提言したのが1999年。2011年の大学設置基準には「キャリア教育の実施」が盛り込まれました。そして2000年代半ば以降、ほとんどの大学でキャリアの授業が開講されています。つまりそれ以降入社の部下は、キャリア理論と具体的手法を知っているのです。
理由2:よかれと思い聞かずに話してしまう生存者バイアスの罠
生存者バイアスとは、成功し生き残った対象を基準にしてしまう考え方の偏りの事。長期に実績を出してきた管理者ほど自身のやり方に自信を持っており、時にそれは会社の理念やカルチャーとも結びついています。そのため上司は部下の成功を考え、部下の話を聞く事より、身に付けた大切な教えを伝える事を優先してしまいます。
理由3:あるべき面談の姿や対話のポイントが分からない
面談には心理的安全性(意見や気持ちを安心して表現できる状態)を確保し、対話を深める為に適切な質問をする必要があります。しかし、上司と部下の間でその関係を築き、対話の流れの中で適切な質問をするのは簡単でありません。良いキャリア面談のためには、これを身に付ける機会が必要となります。
面談を指示された上司の疑問と悩み
キャリア面談の成功に必要な要素
キャリア面談の課題は山積しています。導入数千社の宣伝を受けて、流行りの面談システムを導入する企業もありますが、実際にはそれで悩みが解消され、キャリア面談という新たな対話習慣があなたの部署に根付く事にはなりません。成功のためには、現場にいる上司が自らいくつもの課題をクリアし、面談力を身につけていく必要があるのです。そして、部下が考えるキャリアの方向性を上司が共有し、もしズレや課題があれば早期に対応する。それが出来るようになれば、社員のモチベーションが向上し、人材のリテンションにも繋がるでしょう。
上司に基礎知識を
大学でキャリア理論を学んでいる部下に経験と感覚でのみ対峙するのは得策ではありません。上司にキャリアについての基礎的な学習の場を用意する必要があります。
必須の傾聴スキル
キャリア面談は、部下の考えを矯正したり指導したりする場ではありません。まずは部下の考え方に耳を傾け、効果的なフィードバックを行い、本心を聞き出すスキルが前提として必要です。
鍵となる再構成力
部下の希望するキャリアと会社の要望は必ずしも一致しません。上司は、部下が仕事の意義を感じ、良好な人間関係を築き、業務内容を前向きに捉える力を促していく必要があります。
やらされ感から脱却
役割を認識し試行錯誤を重ねている上司がいる一方、面談実施が腑に落ちておらず不安を感じたり、やらされ感で実施している上司も多く見られます。まずはその状態からの脱却が必要です。
この研修であなたが得られるのものは…
キャリア面談の成功は、あなたのチームに多くのものをもたらします。面談力向上研修に参加することで、
キャリア面談を成功に導く多くの要素とメソッドを手に入れる事が出来ます。
その一部をご紹介しますと…
プロセスの理解
キャリア面談もいくつかのプロセスに分けて学ぶことが効果的です。この研修では、そのプロセスをキャリア面談メソッドとして定型化しており、面談が初めての方でも、双方が満足できる面談のプロセスを学ぶことができます。
ロールプレイングによる実践力
実際の場面や出来事を想定したロールプレイングをおこないますので、明日からの面談で実践できる力が身に付きます。また、上司自身の課題や成長テーマを明確にすることにもなるでしょう。
研修プログラム
この研修は、管理職層のキャリア面談力アップに焦点を当てて設計されています。
一般的な管理職向けのマネジメント研修とは異なり、部下との関係において上司が直面する具体的な問題と悩みに対処するためのツールとスキルを3回に分割し提供。スキルの定着をサポートする内容となっています。
開催日程
今後の開催日程は以下のとおりです。※同内容です。いずれかのコースにてお申し込み下さい。
開催日程 | 受講スタイル | 定 員 | |
---|---|---|---|
● 11月コース | 1回目:2024年11月20日(水)19:00~20:30 2回目:2024年11月27日(水)19:00~21:00 3回目:2024年11月30日(土)14:00~17:00 |
オンライン (Zoom開催) |
最少催行人数4名 |
● 2月コース | 1回目:2025年2月19日(水)19:00~20:30 2回目:2025年2月26日(水)19:00~21:00 3回目:2025年3月 1日(土)14:00~17:00 |
オンライン (Zoom開催) |
最少催行人数4名 |
料金・予約
キャリア面談を成功に導く要素を学び、スキルを定着させるためのコース(計3回の)料金となります。
※1社20人以上の参加をご検討される場合は、企業内研修の
実施も検討可能です。詳しくはお問い合わせください。
よくあるご質問
連絡先:pasonarecurrent@pasonagroup.co.jp
※以降のご本人様都合によるキャンセルについては、受講料の返金は致しかねますので予めご了承ください。
連絡先:pasonarecurrent@pasonagroup.co.jp
※法人でのお申込みの場合のみ請求書でのご対応も承っております。
連絡先:pasonarecurrent@pasonagroup.co.jp
研修企画・講師
この「メソッドで学ぶ管理職のための面談力向上研修」の企画構成を担当している講師を紹介します。
永野 直樹
講師/Product Planner 国家資格キャリアコンサルタント講師:永野 直樹
株式会社パソナ 組織人事コンサルタント
大手電機メーカーにて20年以上の国内外マネジメントを経験し、現在は、パソナにて組織や人材に関わるコンサルタント業務に従事。組織変革のトレンドである組織行動学の研鑽を積む中で、組織内の関係性について、システム的、心理的から分析し、様々なプログラムを提供している。同時に国家資格キャリアコンサルタント保持し、厚生労働省認定キャリアコンサルタント向け技能講座講師も務めている。
お問い合わせ下さい
「メソッドで学ぶ管理職のためのキャリア面談力向上研修」についてのお問い合わせは、以下のフォームよりお願い致します。個別のお申込みについてはもちろん、社内研修として実施を検討されている場合も、こちらからお問い合わせを承っております。また、カリキュラム内容や受講に関しての疑問などもお受けしております。
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